E92にGPSレーダーを取り付けます。
基本的にE90系は同じようなものです。
ユピテルのスーパーキャットGWR83sdです。
GPS内臓、ジャイロセンサー、加速度センサー、気圧センサー、照度センサーの4つのセンサーを搭載しています。
箱の中には、本体、ベース、配線、リモコン、取扱説明書が入ってます。
それだけです。
取付けは、アクセサリー電源を取れば良いだけですが、最近のBMWは普通にアクセサリー電源が取れませんので、イグニッションオンで12Vが来る線から+を取ります。
運転席足元のカバーを外します。
トルクス(T20だったと)3本で留まっているだけですので、外したら手前に引き抜きます。
カバーには足元ランプが付いていて配線が繋がっていますので、少し手前に引いたらコネクタを抜きます。
BMWは、いつからかシガーライターが常時ではなくイグニッション電源になりましたので、そこから引っ張ってくるのが安全です。
ただ、センターコンソールをばらすのも面倒なので、写真の位置からプラスを引きます。
緑/黄緑の太めの線ですが、テスターでキーを差し込んだ時に12Vが来ていることを確認してください。
ユピテルGWR83sdは、標準でシガーライター接続線しか入っていません(別売りです)ので、一口の増設ソケットを用意します。
写真の物はカー用品店で数百円で売っています。
安かったのでソケットに差し込むオス部分が付いている物を購入しましたが、オス側は使いませんので適当な位置で配線を切断して配線に割り込ませるタップと、マイナス側にはクワ型端子を取り付けます。
先端がギボシになっている物も売っていますが、少し高かったです。
エレクトロタップを車体のイグニッション線に割り込ませて、マイナス側のクワ型はボディアースします。
パッと目につくところでは、ステアリング下に金属パネルがありますのでナット共締めでOKです。
OBDコネクタのカバーを外せば、そこにもアースが取れるナットがあります。
本体は、運転席前に「ここしかない」という場所があります。
ユピテル製品には取り外し可能な粘着マットが付いていますが、外す予定が無ければ強力な両面テープで貼り付けてしまった方が信頼性は高いです。
配線はAピラーからゴムモールに沿って運転席下に通します。
ピラーカバーは外しても良いですが、この程度の配線ならヘラ等で押し込めます。
ドア内のモールは1回引っ張って外します。
配線をソケットに差し込んでからタイラップ等で適当に固定して、カバーを元に戻せば完成です。