取扱説明書にも出ていますし、ご存知の方も多いと思いますが、たまたまバッテリー上がりの車を助けるためにブースターケーブルを繋いでジャンプしたので、その手順を書いてみたいと思います。
記憶ではE36コンパクトを最後にBMWはボンネット内にバッテリーがありません。
基本的には以前も書きましたがトランク内右後に鎮座しています。
ただ、他車を助ける場合も、自車を助けてもらう場合もエンジンルーム内にカバーの付いた+端子がありますので、その端子を他車のプラスと、マイナスはボディアースなのでエンジンルーム内の適当な金属部分と他車のマイナス端子、もしくは同じように金属部分と繋げばジャンピングスタートができます。
BMW側の+端子は車種によって場所が違いますが、まあ見ればわかると思います。
繋ぐ順番はの上がった車の+→救援車の+→救援車の-→上がった車の-ですが、ショートをさせないように1本ずつ確認しながら繋ぐようにしてください。
今回は相手が国産コンパクトカーだったので、細いブースターケーブルを使っていますが、BMWはE46でも70AH程度の大きなバッテリーを積んでいますので、細いケーブルではすぐにかからないこともあります。
また、使う前にケーブルを点検して、被膜が劣化していて中の線が露出している部分などがないことを確認してから使うようにしてください。
出先で他になかったので使いましたが、今回使ったケーブルは被膜が割れまくっていましたので普通は使いません。
そんな場合でも、救援車側のエンジンをかけっぱなしにしてしばらく待っていれば大抵は始動できますが、細いケーブルの場合、熱を持って溶けてしまったりすることもあるので、それなりのブースターケーブルを購入しておくことをお勧めします。
ちなみにバッテリーが上がってしまっても、一度始動してしまえば基本的にエンジンは止まりません。
が、充電系の不良がある場合はジャンプで始動してもケーブルを外した時点で止まってしまうこともあります。
その場合、そのまま走行することは不可能ですので、あきらめてJAFや保険会社のレッカーサービスを使って工場に入庫するようにしてください。